恐竜絶滅の新説?「ワープする宇宙」リサランドールの5次元理論が

異次元世界の存在を理論的に証明した

博士が注目されたのは、異次元世界の存在を理論的に証明したことです。私たちが暮らす、たて・よこ・高さからなる3次元空間に時間軸を加えたものが4次元の時空。ランドール博士によれば、その周りには、さらに目に見えない5次元の世界が広がっているということ。

リサ・ランドール博士

「5次元空間は、とても抽象的で思い描くのは難しいでしょう。でも、前後左右上下という、私たちが経験している3次元の空間だけでなく5次元など、他の次元があるかもしれないと、私は考えています。これは、非常にうまく隠されていて、私たちには、見ることができないのです」

ランドール博士が目に見えない5次元の世界を発見したのは、素粒子の研究中でした。原子核を構成する素粒子の中に、この世界から姿を消す物質があるという矛盾にぶつかりました。なくなるはずのない素粒子が姿を消すのはなぜなのか? 私たちの次元を取り囲む、別世界に飛び出していったと考えると、矛盾が解決することに気がついたのです。

博士によれば、3次元の世界を取り囲む5次元の世界にはさらに別の3次元が存在しています。そして、次元を超えて重力エネルギーが行き来していると、考えています。今後研究が進めば、重力の他にも行き来できるものが明らかになってくる可能性があります。5次元の世界や他の3次元の世界と交信ができるようになる可能性を秘めているのです。

リサ探偵が次に挑む恐竜絶滅の謎

A
今まで一部の精神世界、ニューエイジ系で言われていた多次元について、ここ最近はリサ・ランドールやミチオ・カクといった理論物理学者らが著書等で肯定しはじめてますね。これはとても面白いと思います。
B
今から17年前のことだにゃ。『ワープする宇宙』(NHK出版)において高次元世界(5次元、6次元など)の存在を理論的に提唱したのは米・ハーバード大学物理学教授のリサ・ランドールにゃ。去年、『ダークマターと恐竜絶滅』(NHK出版)が出たにゃ。
A
まだ読んでいないのですが、どんな本ですか?
B
「恐竜絶滅の真相は?」これについて、ランドール氏は「ダークディスク」と考えているようだったにゃ。
A
ダークディスク???
B
ダークマターの円盤が、ダークディスクにゃ。ダークマターというのは、宇宙における質量の大半を占めながら観測されていない仮説上の物質。それと恐竜絶滅をつなげたのは、なかなか面白い視点にゃりね。
A
なんだか、ミステリー小説みたいですね。
B
リサ探偵が今回テーマとしたのは恐竜絶滅の謎。結論から言ってしまうと、これは隕石の影響であるとしているんだにゃ。問題は周期にゃ。とても長い周期。リサ探偵の主張は、ダークディスクが天体の軌道を乱したということ。どうして、それが恐竜絶滅とつながるのかは、本を読んでみるといいにゃ。

ダークマターと恐竜絶滅 ― 新理論で宇宙の謎に迫る

ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る
NHK出版 (2016-03-28)
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私たちは、もっと“第6の絶滅”、そして地球に関して憂慮するべきで、それがこの本を書いた理由でもあるのです。ものごとの変化に対して、もっと慎重になる必要があります。

ダークマターであれ、ダークマター反物質であれ、その形成メカニズムは大きな謎とされています。まだ、その答えが見つからないのです。おそらく、膨張する宇宙の端で物質のようなものが形成されているかと思いますが、実際にどんな種類の物質が存在し、そこで相互反応をするかはわかっていません。このテーマに関しては、活発に研究が行われています。

私がこの本の中で述べたダークマターのようであれば、主要となる構成要素がダークマターディスク(銀河系の円盤の中で共存する、ダークマターで構成される円盤)に降着していくはずです。その場合には、星の位置と速さから位置を特定できます。そして、ダークマターがわずかに相互作用した際に放出されたエネルギーを検出できるだけの大きさの測定器があれば、観測できるのかもしれません。ですから、そこに何があるかを予測可能にし、追及していくためにもモデル構築が重要なのです。

私たちが目にしているのは一番根源的な部分ではなく、観測や知覚を通じた人間のスケールを基準にした自然です。ある意味では、自然に基づいたものであり、それは私たちの知覚できる範囲内のものでもあります。ただ、自然全体を把握するためには、まだパズルのピースが足りていないのだと思います。そのため、自然法則が人間にとって唯一のこととは思えません。

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